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ミシガン大学消費者センチメント指数を読み解く3つのポイント!

消費者センチメント指数とは、消費者の家計や経済状況に対する「良い」「悪い」の度合いを調査して算出した指標のことです。消費者の動向を知る上で重要となる指標となるので、3つのポイントから読み解いてみたいと思います。

英語名称:Index of Consumer Sentiment
出所:ミシガン大学、トムソン・ロイター
サイト:http://thomsonreuters.com/financial/
発表日時:(速報)毎月第2金曜日 10:00 E.T. 日本時間 夏時間(4-10月)23:00、冬時間(11-3月)24:00)
注目度:★★★★☆

①ミシガン大学消費者センチメント指数とは?
ミシガン大学消費者センチメント指数とは、ミシガン大学のリサーチセンター実施する、消費者の景気に対するマインドを調査した指数です。速報値では300人、確報値では500人の成人男女を対象として調査をしています。調査は、家計状況、経済状況などの約50に渡る項目で構成されています。また、同時に将来の予想に対する期待指数も注目度の高い指数となります。

②どこで確認できる?
ミシガン大学消費者センチメント指数は米国のデータなので英語での発表になります。英語が苦手という方はみんなの外為などで確認するとよいでしょう。(コチラをご確認下さい)  

しかし、いち早く情報を収集するには、直接HPを確認するのが一番です。コチラをクリックするとトムソン・ロイターのHPにリンクしています。画面を一番下までスクロールすると、以下のような最近のニュースリリースを載せていいる部分が現れます。この中で「Thomson Reuters/University of Michigan」というタイトルの記事をクリックして下さい。

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記事をクリックすると、以下のような調査レポートが現れます。赤丸で示したように、表の一番上の「Index of Consumer Sentiment」が、ミシガン大学消費者センチメント指数となります。

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③ミシガン大学消費者センチメントを投資に生かす
ミシガン大学消費者センチメント指数は、毎月の指数のブレが大きい指標です。この数値が前月より上がっていれば、前月よりも消費者マインドは好調に推移しているぐらいの大雑把なイメージをもつことが大切です。その上で、以下の流れで消費者の動向を掴んで行く事が、FXや米国小売株の動向を掴む上で重要となってきます。

ミシガン大学消費者センチメント指数で消費者の動向の方向性を探る

小売売上高から方向性を確認

個人所得・支出統計データで経済動向を再確認 

 

 

米・個人所得・支出統計を読み解く3つのポイント!

個人所得・支出統計とは、米国の経済分析局が発表する米国在住の個人所得と支出に関する内訳を表した指標となります。個人所得は個人の消費の動向や雇用の状況を確認する上でも注目を集めている指標となります。この指標を3つのポイントから読み解いてみたいと思います!

英語名称:Personal Income and Outlays
出所:経済分析局(Bureau of Economic Analysis : BEA)
サイト:http://www.bea.gov/newsreleases/national/pi/pinewsrelease.htm
発表日時:毎月下旬 8:30 E.T. (前月の数値が発表される)
注目度:★★★★☆

①個人所得、支出の詳細を知る!
個人所得は「雇用者所得+自営業所得+利子・配当所得+移転所得(社会保障等)」から成り立っており、そこから「社会保障費 + 税負担」を引いたものが可処分所得となります。可処分所得は実際に使えるお金という認識を持って頂ければよいと思います。

個人支出は個人消費支出、利払い、移転支出で構成されています。

可処分所得から個人支出を引いたものが貯蓄と計算されます。

②どこで確認できる?
米国の経済分析局が出すデータですので、英語のHPを見る必要があります。それでは分かりづらいという方はYahoo Financeなどでチェックされるのがよいでしょう。コチラから二つの指標が記載されているページにリンクしています。 

しかし、少しでも早く自分の目で確認したいという方はコチラをご確認下さい。以下のような経済分析局の最新のデータにリンクしています。以下のように、赤の四角で囲った一番右のデータが最新のデータとなります。この中では一番上の「Pesronal income, current dollars」が個人所得の前月比を表しており、「Disposable personal income」が可処分所得を、「Personal consumption expenditures」が個人消費支出を表しています。

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③統計を読み解いて投資に生かす!
基本的に個人所得が増加している場合、消費の拡大に繋がることから経済が活性化していると考えられドルが買われます(円安に動く)。しかし、以下の流れで消費の動向を掴み、FX投資や小売業界の株を購入するための材料として見て頂くとよいかと思います。

ミシガン大学消費者センチメント指数で消費者の動向の方向性を探る

小売売上高から方向性を確認

個人所得・支出統計データで経済動向を再確認