カテゴリー別アーカイブ: テーマ株を読み解く!

テーマ株を知る! 〜オリンピック関連銘柄 part6〜

このコラムではオリンピック関連の個別銘柄について紹介していきます。このコラムを読んでこんな企業があるんだ!ということを知って頂ければ幸いです。そして、興味をもった企業は是非自分でも調べて応援したい企業があれば株を買ってみることをオススメします。株を持ったらオリンピック関連のニュースを聞くのがますます面白くなってくると思います。 (会社名は会社HPへ、会社業績はIR情報へリンクしています。) 

社名     NIPPO
証券コード  1881
業種     建設業
決算月    3月 

テーマ詳細
日本における道路舗装の最大手企業。社名は旧会社名の日本鋪道(にっぽんほどう)が由来。舗装材料の一つであるアスファルトは石油精製から生産される製品であることから、JXホールディングスを親会社に持つ(57%の株を保有)。宮城県臨海道路の復旧や老朽化対策工事など同社の活躍が際立っている。また、東京都でも防災対策として2000kmに及ぶ緊急輸送道路の耐震化が進んでいる。オリンピックに向けても道路舗装への需要は高まりを見せると思われる。

会社業績(2014年9月27日時点)
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業績上昇ポイント:道路舗装への公共投資。
業績懸念ポイント:石油製品価格の上昇。労務費の上昇。

過去2年の株価(2014年9月27日時点)

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過去5年の株価

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テーマ株を知る! 〜オリンピック関連銘柄 part5〜

このコラムではオリンピック関連の個別銘柄について紹介していきます。このコラムを読んでこんな企業があるんだ!ということを知って頂ければ幸いです。そして、興味をもった企業は是非自分でも調べて応援したい企業があれば株を買ってみることをオススメします。株を持ったらオリンピック関連のニュースを聞くのがますます面白くなってくると思います。 (会社名は会社HPへ、会社業績はIR情報へリンクしています。) 

社名     シーティーエス
証券コード  4345
業種     サービス業(建設サポート)
決算月    3月 

テーマ詳細
建設現場向けの測量機器や、建設現場の仮設事務所のレンタルを行っている。現在は中小建設企業を顧客としているものの、今後の建設ラッシュで大手現場への参入が増えることになれば業績の拡大は必須。国土交通省は、建設業界が直面している「建設施行の生産性の向上」、「品質の確保」、「安全性向上への対応」などの諸問題への対応をICT技術(情報化施工技術)を普及させることで解決しようとしており、その中心となりうる企業として認知されています。

会社業績(2014年9月27日時点)
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業績上昇ポイント:建設ICTの普及、建設大手企業からの受注。
業績懸念ポイント:公共投資の鈍化。

過去2年の株価(2014年9月27日時点)

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過去5年の株価

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テーマ株を知る! 〜オリンピック関連銘柄 part4〜

このコラムではオリンピック関連の個別銘柄について紹介していきます。このコラムを読んでこんな企業があるんだ!ということを知って頂ければ幸いです。そして、興味をもった企業は是非自分でも調べて応援したい企業があれば株を買ってみることをオススメします。株を持ったらオリンピック関連のニュースを聞くのがますます面白くなってくると思います。 (会社名は会社HPへ、会社業績はIR情報へリンクしています。) 

社名     鉄建建設
証券コード  1815
業種     建設業
決算月    3月 

テーマ詳細
JR東日本が10%の大株主となっている鉄道建設企業。JR東日本では、山手線の品川-田町間の新駅や、品川-羽田空港-桜木町間を結ぶ新線の開発など鉄道建設が続いている。オリンピックに向けての鉄道整備なども増えて行くと見られ、JR東海が進めるリニア新幹線建設も控えることから鉄道建設に強みをもつ、鉄建建設の業績も好調に推移すると予想されます。

会社業績(2014年9月27日時点)

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業績上昇ポイント:新線の開発。鉄道整備。リニア新幹線敷設の具体化。
業績懸念ポイント:労務費の上昇。リニア新幹線敷設の先延ばし。

過去2年の株価(2014年9月27日時点)

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過去5年の株価

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テーマ株を知る! 〜オリンピック関連銘柄 part3〜

このコラムではオリンピック関連の個別銘柄について紹介していきます。このコラムを読んでこんな企業があるんだ!ということを知って頂ければ幸いです。そして、興味をもった企業は是非自分でも調べて応援したい企業があれば株を買ってみることをオススメします。株を持ったらオリンピック関連のニュースを聞くのがますます面白くなってくると思います。 (会社名は会社HPへ、会社業績はIR情報へリンクしています。) 

社名     大成建設
証券コード  1801
業種     建設業
決算月    3月 

テーマ詳細  
大手ゼネコン5社の一つ。新国立競技場建設の建設受注候補銘柄の一つ(コンペで決定されます)として注目されています。この最大の理由は国立競技場の建設を手がけた実績があるからです。ゼネコンの中でも利益率の高さが魅力的。中期経営計画において、有利子負債を3000億未満に減らすべく財務体質の強化にも力を入れている点にも注目です。

会社業績(2014年9月27日時点)
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業績上昇ポイント:公共投資の活性化。新国立競技場建設受注。
業績懸念ポイント:労務費と資材価格の上昇。新国立競技場建設コンペに敗れる。

過去2年の株価(2014年9月27日時点)

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過去5年の株価

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テーマ株を知る! 〜オリンピック関連銘柄 part2〜

それではオリンピック関連の個別銘柄について紹介していきたいと思います。このコラムを読んでこんな企業があるんだ!ということを知って頂ければ幸いです。そして、興味をもった企業は是非自分でも調べて応援したい企業があれば株を買ってみることをオススメします。株を持ったらオリンピック関連のニュースを聞くのがますます面白くなってくると思います。 (会社名は会社HPへ、会社業績はIR情報へリンクしています。)

会社名    ショーボンドホールディングス
証券コード  1414
業種     建設業
決算月    6月

テーマ詳細  
社会インフラの補修・補強事業のパイオニア!道路、鉄道、電力、港湾、建物等のコンクリート構造物の総合メンテナンス企業。2012年末の中央道笹子トンネル崩落事故の補修工事を手がけるなど世間への認知度もアップ。 高度経済成長期に建てられたインフラの老朽化対策は今の日本の急務の課題ともなっており、インフラ補修事業への需要は今後も続くと考えられます。 

会社業績(2014年9月27日時点)
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業績上昇ポイント:公共投資の活性化
業績懸念ポイント:労務費と資材価格の上昇 

過去2年の株価(2014年9月27日時点)

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過去5年の株価

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テーマ株を知る! 〜オリンピック関連銘柄 part1〜

2020年に東京五輪が開催されます。世界中からの多くの人が集まるこの一大イベント、日本も国を挙げてオリンピックを大成功に導くことは間違いありません。そのためにインフラ整備や施設の建設など多くの設備投資が行われます。それだけでなく、観光から飲食店などへの大きな経済効果が見込めることから、企業への投資マネーが流入してくることは間違いありません。

事実、オリンピックが決定した2013年9月8日(日本時間午前5時)の日経平均を見てみると13,860円(2013年9月6日)でしたが、1年以上が過ぎた2014年9月24日の日経平均は16,167円と16%以上も値上がりしているのです。オリンピックの開催が近づくにつれ、まだまだ株価が上がっていくだろうと私は予測しています。

下のグラフは、国内の建設投資額の推移です。90年のバブル崩壊以降、右肩下がりが続いていましたが、2011年の震災以降復興に向けて建設投資が起こり反転しています。オリンピックは関連施設の工事費だけで4,500億円が予想されています。(人件費などの高騰もあり、私はもっと上昇すると見ています。)それ以外にも首都圏再開発なども進むことからオリンピックが追い風となり建設投資額が今後も上昇していくことは間違いありません。そのため、建設業はインフラ開発などに取り組む企業の株価を注目する必要があるのです。

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(出所:国土交通省 データはコチラ

それではpart 2からはオリンピックに関する個別銘柄に関してご紹介させて頂きたいと思います。

テーマ株を知る!

皆様はテーマ株という言葉をご存知でしょうか?

テーマ株とは旬の話題に関連する株のことを言い「○○関連株」などとも言われます。その時代に応じた製品や産業など、将来性のあるキーワードがテーマとなります。1999年から2000年にかけてインターネット関連の株価が高騰しました。これは人々の生活の中にもITが入り込み、その後の爆発的な普及に向けてIT関連企業が大きく成長するだろうとの期待からインターネット関連株に投資が集まったわけです。

今最も注目すべきテーマ、それは国が成長を応援しているテーマだと思います。株の格言にも「国策に売りなし」とありますが、国が応援するテーマ(国策)は株価上昇の大本命と見られることが多いのです。

今、注目すべき国策テーマを3つ読み解いてみたいと思います。

オリンピック関連株
これはもう言うまでもないでしょう。2020年に東京五輪が開催されます。長期安定政権を目指す安倍首相は間違いなく、様々な施策を行いオリンピックを成功に導くはずです。どうしたらオリンピックを成功に導けるか?この視点を我々ももつことで、このテーマの株がますます身近なものに変わるはずです。競技場の建設や交通網の整備、宿泊先の建築、インフラの整備などが必要なことは誰にでも分かります。普段は意識しない企業も、こうしたテーマを通して接して身近な企業へとかえ、株を学んでいきましょう。

②カジノ関連株
先進国でカジノがないのは日本だけ!そういった声を聞いたことがあるかもしれません。今、日本は経済成長の柱の一つとしてカジノの解禁に向けて動いています。カジノと聞くとギャンブルのイメージが強いですが、実際はホテルや様々なアミューズメント施設などの統合型リゾートを意味します。統合型リゾートができれば、海外からの観光客をさらに招き入れることが出来、外貨をたくさん使ってもらうことで日本の経済の活性化につながります。

③次世代エネルギー関連株
2011年震災後の福島の原発事故を受けて、日本は全ての原発の稼働を停止しました。その影響で国内の電気料金は一気に値上がりしました。これは月々の電気代を支払っている方であれば身近に感じていることでしょう。国策としては短期的方法と長期的方法の2つの解決策を講じてくるはずです。短期的な方法は安価でエネルギーを作るために燃料効率のよい発電所の設立や安価なエネルギーの輸入です。長期的方法としては、安倍政権の成長戦略にも掲げられた自然エネルギーの活用などが挙げられます。

まずは以上のテーマに関して、個別の銘柄を踏まえて執筆していきたいと思います。皆様のご参考になれば幸いです。