テーマ株を知る!

皆様はテーマ株という言葉をご存知でしょうか?

テーマ株とは旬の話題に関連する株のことを言い「○○関連株」などとも言われます。その時代に応じた製品や産業など、将来性のあるキーワードがテーマとなります。1999年から2000年にかけてインターネット関連の株価が高騰しました。これは人々の生活の中にもITが入り込み、その後の爆発的な普及に向けてIT関連企業が大きく成長するだろうとの期待からインターネット関連株に投資が集まったわけです。

今最も注目すべきテーマ、それは国が成長を応援しているテーマだと思います。株の格言にも「国策に売りなし」とありますが、国が応援するテーマ(国策)は株価上昇の大本命と見られることが多いのです。

今、注目すべき国策テーマを3つ読み解いてみたいと思います。

オリンピック関連株
これはもう言うまでもないでしょう。2020年に東京五輪が開催されます。長期安定政権を目指す安倍首相は間違いなく、様々な施策を行いオリンピックを成功に導くはずです。どうしたらオリンピックを成功に導けるか?この視点を我々ももつことで、このテーマの株がますます身近なものに変わるはずです。競技場の建設や交通網の整備、宿泊先の建築、インフラの整備などが必要なことは誰にでも分かります。普段は意識しない企業も、こうしたテーマを通して接して身近な企業へとかえ、株を学んでいきましょう。

②カジノ関連株
先進国でカジノがないのは日本だけ!そういった声を聞いたことがあるかもしれません。今、日本は経済成長の柱の一つとしてカジノの解禁に向けて動いています。カジノと聞くとギャンブルのイメージが強いですが、実際はホテルや様々なアミューズメント施設などの統合型リゾートを意味します。統合型リゾートができれば、海外からの観光客をさらに招き入れることが出来、外貨をたくさん使ってもらうことで日本の経済の活性化につながります。

③次世代エネルギー関連株
2011年震災後の福島の原発事故を受けて、日本は全ての原発の稼働を停止しました。その影響で国内の電気料金は一気に値上がりしました。これは月々の電気代を支払っている方であれば身近に感じていることでしょう。国策としては短期的方法と長期的方法の2つの解決策を講じてくるはずです。短期的な方法は安価でエネルギーを作るために燃料効率のよい発電所の設立や安価なエネルギーの輸入です。長期的方法としては、安倍政権の成長戦略にも掲げられた自然エネルギーの活用などが挙げられます。

まずは以上のテーマに関して、個別の銘柄を踏まえて執筆していきたいと思います。皆様のご参考になれば幸いです。

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