楽しく株を学ぶ 〜Lesson 4.0〜 株を買うとどんないいことがある?

「楽しく株を学ぶ」のコラムに目を通して頂きましてありがとうございます。

Lesson 4.0 では「株を買うとどんないいことがあるのか」について執筆させて頂きたいと思います。

これまで、株は企業の応援チケットだとお伝えしてきました。株を買うと何がいいか、それは・・

応援した企業が成長することです!!

・・・とお伝えしてしまうと、もう二度とこのサイトが読まれることはないでしょう。自分の大事なお金をだして応援したわけです。企業が成長した時には大きなリターンを貰って、お互い幸せになることが大事です。

では、株を買って得られる利益にはどんなものがあるのか?次の3つの利益があります。

(1) キャピタルゲイン
(2) インカムゲイン
(3) 株主優待

(1)キャピタルゲインとは株の値上がりで得られる利益のことです。
例えばAさんが100円で株を買ったとします。その企業が成長し、もっともっとこれからも業績が伸びて行くだろうと皆が思ったときにその株の価格は上がっていきます。この株価の上昇をみて、もっと株が上がりそうだと思ったBさんが120円でもいいから株を買いたいと言ったとしましょう。その声を聞いて100円で株を買ったAさんは120円ならば20円の利益がでるから売りますとなった時に売買が成立し、Aさんは20円のキャピタルゲインを得ることになります。 実際にはAさんとBさんが直接やりとりすることはありません。個人でそんな人を捜すのは大変ですからね。この株を売りたい人と買いたい人たちの仲立ちをしているのが証券会社なのです。
ちなみに、個人が株を買う理由の大半はこのキャピタルゲインを狙ってのものとなります。

(2)インカムゲインとは配当で得られる利益のことです。
配当とは、株を持っていることに対して支払われる対価のことです。銀行にお金を預けると利息が対価として得られることと同じと考えて下さい。基本的に株式投資は、株を売らないとお金が返ってきません。そうなると長期的な事業に対して投資をしてくれる人はいなくなります。投資を受けている期間は稼いだ利益の中から少しずつ利益を還元していく必要があるのです。しかし、銀行の利息と違い、会社の業績や政策によっては配当がゼロということもあり得ます。(この話を突き詰めていくとすごく難しい話になってしまいます。)

(3)株主優待とは、企業からの感謝の気持ちを表したお礼です。
株式投資をしてくれた投資家の皆様に、感謝の気持ちを示すために定期的に送るプレゼントだと思って下さい。配当と同様、株主への利益還元策の一つでもあります。株主優待が充実することで、個人投資家が長期的に株を保有してくれることも期待できるため、年々力を入れる企業が増えてきています。現在は上場企業約3500社のうち、3分の1にあたる約1100社が株主優待を導入しています。

最近では、株主優待で充実した暮らしを送る人などがテレビでとりあげられており、更に注目が集まっています。このサイトの中でも今後株主優待に関しても少しずつ執筆していけたらと考えておりますので、ご期待下さい。 

 

 

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