売れそうな製品や売れてる製品をピックアップして投資に役立てる力を育てて行きましょう。
本日の製品は「スマホde顕微鏡」です。学研ステイフルが9月26日に発売するこの商品。本体にスマホを載せて、カメラアプリを起動させることで、顕微鏡写真が撮影できるというもの。過去にも同様の商品はありましたが、2700円という価格の安さや使いやすさなど非常に面白そうな商品です。子どもの研究にも使えそうですし、ブログの面白いネタになりそうです。とりわけ、SNSなどに直結しやすいことからもヒットする可能性は高いといえるのではないでしょうか。
商品の特徴は以下
①スマートフォンを本体に乗せるだけの簡単セッティング
②画面を見ながら顕微鏡写真の撮影が可能
③立体のものを見ることも可能
④動画モードで被写体を拡大したまま録画することも可能
⑤どのスマートフォン機種にも対応
⑥持ち運び便利なコンパクト設計
⑦ダイヤルひとつでピント調整も簡単
⑧3種類の交換レンズで倍率が選べる
(スマートフォンのデジタルズームを利用して、約2~10倍、約4~20倍、約16~80倍)
⑨LED照明つきで暗くても安心⑩LED照明は透過、反射どちらもOK
売れそうだなと思いピックアップして調べてみたら、第78回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2014にて、「スマホde顕微鏡」がグランプリを獲得したようです。
正直、この製品が投資にどう役立つの?と思われる方も多いと思います。私自身も直接株価を上げる商品だとは思っていないのですが、こういう身近な商品で投資への力を養って行くと面白いかと思いピックアップしました。
この学研ステイフル、教育でもおなじみの株式会社学研ホールディングスが100%の株を持つ会社です。2013年9月期の学研ホールディングスの売上高は868億円です。(学研ステイフル自体の売上は37億円。)本製品の価格は2700円ですので、仮に代理店などを通さず2700円が全部売り上げに計上されるとして、100,000個売れてやっとその売上が2億7千万円になるというわけです。学研全体でみると0.3%の影響力ぐらいしかないということになります。得てしてこういった商品がテレビなどで取り上げられたりすると、親会社の株価に影響を与えることもあります。しかし、実際にはこれぐらいのインパクトしかないということを知っておくと、一時の株価の下落、上昇にだまされずにすむのです。
しかし、、個人的に欲しいと思う一品でしたので、紹介させて頂きました。