iPhone6とアップルの株価を読み解く3つのポイント!

先日9月19日に販売したiPhone6、既に購入された方もたくさんいらっしゃるかと思います。ネット予約で購入出来るにも関わらず早く手に入れたいために、Appleの前に行列が出来ていた事はご存知の方も多いはず。

iPhone6とアップルの株価を3つのポイントから読み解いてみたいと思います。

①過去最高の販売初速!
販売開始前の行列を見て相変わらずの人気だなぐらいに思っていたのですが、米アップル(証券コード AAPL)からの発表によるとiPhone6とiPhone6プラスの発売後3日間での販売台数が1000万台を突破したとのことです。事前の予想では最高販売台数が1000万台前後と見ていた専門家が多くいたことから、予想以上の勢いで売れたことが分かります。ちなみに、過去の製品の販売後3日間での販売台数はiPhone4が170万台、4Sが400万台、5が500万台、5Sと5Cが900万台となります。

アップルからの発表はコチラをご参照下さい(英語です)。

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②アップルの営業利益はiPhoneが牽引する!
アップルはPCやiPadなど優れたプロダクトを量産しています。しかし皆さんはアップルと言えばiPhoneを真っ先に思い浮かべるでしょう。実際、アップルの成長の原動力はiPhoneが牽引していると言っても過言ではありません。以下にiPhoneの販売台数推移とアップルのOperating Income(営業利益)を示しました。ほぼ同様の成長の軌跡を辿っています。実際その相関係数は0.96と完全なる相関があるといっても過言ではありません。

iPhoneの販売台数推移

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アップルの営業利益

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(なお、iPhoneに関する過去のアップルの発表は全てコチラから確認できます)

 ③アップルの株価について
iPhoneの発売(2007年6月29日) 以降、iPhoneとともに右肩上がりでアップルの株価は上がっています。今回のiPhone 6/6plusは専門家の予測を上回る売れ行きを見せています。26日には新たに20カ国で販売を開始するため、販売が加速していくでしょう。この流れにのって更に株価が上がるのでしょうか。また、10月からは電子決済サービスの「アップルペイ」が10月から始まります。成長した企業は金融事業を取り込んで行き更なる成長をしていくものです。ここからのアップルの動きユーザーだけでなく、多くの投資家が注目をしていることでしょう。

Apple stock 10year

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