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大門実紀史氏のカジノ反対のインタビュー動画

気になるニュースをわかりやすく説明している「THE PAGE」がカジノ反対派の大門実紀史氏にインタビューしている動画がありましたので、アップさせて頂きます。

内容を要約すると以下の通り。
今後のカジノ法案の行く末は、世論をどう見方につけるかが重要なキーポイントとなりそうですね。

ーーーカジノ法案についてーーー 

まずそもそも、刑法で賭博は禁じられている。それは賭博が犯罪の温床や暴力団が絡むから。そういう重みのある法律で禁じられた賭博をなぜ解禁しなくてはいけないのか?
カジノ解禁が言われている理由は、デフレ不況で厳しくなった経済を活性化させるために、カジノ施設を作って公共投資を増やしたい、また、外国人からお金を取るためであり経済政策としてはまともなやり方ではない。
カジノを解禁してほしい企業から支援を受けている議員が中心になって動いてる現状を知る必要がある。
例えばパチンコ業界。パチンコ業界は三点方式をとっており、かろうじて法律を免れている状態(パチンコはあくまでも景品と交換しているだけ。パチンコ業者とは違う業者がその景品と現金を交換しているという主張)。一部報道ではパチンコ業界がカジノの解禁を反対していると言っているがこれは誤り。パチンコ業界はカジノが広がることで、三点方式から直接の換金も可能になるだろうと考えており、カジノの解禁を求めている実状がある。
青少年などの健全な育成を推進する街からは反対の声もあがるだろうが、特区にカジノを作るという発想でこれらの世論を交わしている。今後の世論の動向が重要。

安倍首相、カジノ議連最高顧問辞任へ(カジノ関連株への影響は?)

安倍首相が2014年10月8日午後の参議院予算委員会で、カジノ議員連盟(国際観光産業振興議員連盟)の最高顧問を辞任する考えを表明しました。

背景としては、共産党の大門実紀史氏が安倍首相に「首相は多重債務問題や依存症対策、青少年の健全育成などの総責任者だと思う。議連最高顧問を務めるのは相反するのでは?」と質問したことに対して、首相は「ご指摘はごもっともかもしれない」として「最高顧問は辞めさせていただきたい」と述べています。

カジノ関連のニュースはカジノ関連株に大きく影響を与えます。このニュースは安倍首相がイニシアチブをもって今後カジノ解禁を進めていけなくなるのでは?という懸念から短期的にカジノ関連株にはマイナスの影響を与える可能性があると考えられます。

しかし、大門氏の今回の指摘はあくまでもポジションとして不適切だということまでしか切り込めていません。安倍首相のカジノ解禁への思いは強く、特区などを設けてそこにカジノを誘致することで青少年の健全育成を守り、依存症等への対策にも理由をつけてカジノ解禁し、経済を活性化させることを必ずやり遂げる意思を表明すると思います。

個人的には、一時的に株価が下がった銘柄は株を買うチャンスになるのではと考えています。カジノ関連株に関してはコチラからご一読頂ければ幸いです。 

 

ちなみに・・。
大門氏はカジノ反対派の筆頭です。以前インタビューでカジノ反対について述べていたので興味がある人はコチラをどうぞ。

テーマ株を知る! 〜カジノ関連銘柄 part7〜

このコラムではカジノ関連の個別銘柄について紹介していきます。このコラムを読んでこんな企業があるんだ!ということを知って頂ければ幸いです。そして、興味をもった企業は是非自分でも調べて応援したい企業があれば株を買ってみることをオススメします。株を持ったらカジノ関連のニュースを聞くのがますます面白くなってくると思います。 (会社名は会社HPへ、会社業績はIR情報へリンクしています。) 

社名     綜合警備保証(ALSOK)
証券コード  2331
業種     サービス業(警備)
決算月    3月 

テーマ詳細
警備業界でセコムに次ぐ業界2位の企業。収益の柱となっているサービスは「365日24時間遠隔監視の機械警備」と「現金輸送サービス」。ALSOKの得意とするこれらのサービスはカジノ施設の運営において必要不可欠であり、業績を大きく引き上げることが予想されています。また、吉田沙保里選手などの現役メダリストを社員に抱えるなど、オリンピックとカジノの2大テーマでの株価上昇が期待されます。

会社業績(2014年10月8日時点)
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業績上昇ポイント:カジノ施設へのサービスの導入。
業績懸念ポイント:同業他社の専任受注。カジノ法案の見送り。

過去2年の株価(2014年10月8日時点)

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過去5年の株価

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テーマ株を知る! 〜カジノ関連銘柄 part6〜

このコラムではカジノ関連の個別銘柄について紹介していきます。このコラムを読んでこんな企業があるんだ!ということを知って頂ければ幸いです。そして、興味をもった企業は是非自分でも調べて応援したい企業があれば株を買ってみることをオススメします。株を持ったらカジノ関連のニュースを聞くのがますます面白くなってくると思います。 (会社名は会社HPへ、会社業績はIR情報へリンクしています。) 

社名     マミヤ・オーピー
証券コード  7991
業種     機械
決算月    3月 

テーマ詳細
パチンコ店用の紙幣搬送システムや、紙幣識別システムを製造。硬貨払出機なども手がけており、カジノ産業への展開も同社の技術を応用すれば用意であると考えられるため、注目度が高い。現状の株価はジリジリと上昇をしている状態だが、売上規模などが小さい会社でもあり、同社に大きな受注が決まれば、その恩恵はでかくその際には大きく株価が上昇することが予想される。

会社業績(2014年10月8日時点)
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業績上昇ポイント:カジノ関連機器の受注。
業績懸念ポイント:日本金銭機械が機械製造を一括受注するなどの受注失敗のニュース。カジノ法案の見送り。

過去2年の株価(2014年10月8日時点)

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過去5年の株価

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テーマ株を知る! 〜カジノ関連銘柄 part5〜

このコラムではカジノ関連の個別銘柄について紹介していきます。このコラムを読んでこんな企業があるんだ!ということを知って頂ければ幸いです。そして、興味をもった企業は是非自分でも調べて応援したい企業があれば株を買ってみることをオススメします。株を持ったらカジノ関連のニュースを聞くのがますます面白くなってくると思います。 (会社名は会社HPへ、会社業績はIR情報へリンクしています。) 

社名     日本金銭機械
証券コード  6418
業種     機械
決算月    3月 

テーマ詳細
紙幣識別の高い技術を基に、貨幣処理機器を製作する大手企業。既にラスベガスでは日本金銭機械の貨幣処理機械が8割に達している。日本のパチンコ・パチスロ業界にもその技術は使われており、日本でカジノが設立されることとなった場合には、同社の技術が使われる可能性が非常に高いと考えられており、非常に注目度の高い銘柄。

会社業績(2014年10月8日時点)
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業績上昇ポイント:カジノ関連機器の受注確定。
業績懸念ポイント:カジノ法案の見送り。

 過去2年の株価(2014年10月8日時点)

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過去5年の株価

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テーマ株を知る! 〜カジノ関連銘柄 part4〜

このコラムではカジノ関連の個別銘柄について紹介していきます。このコラムを読んでこんな企業があるんだ!ということを知って頂ければ幸いです。そして、興味をもった企業は是非自分でも調べて応援したい企業があれば株を買ってみることをオススメします。株を持ったらカジノ関連のニュースを聞くのがますます面白くなってくると思います。 (会社名は会社HPへ、会社業績はIR情報へリンクしています。) 

社名     セガサミーHD
証券コード  6460
業種     機械
決算月    3月 

テーマ詳細
セガサミーHDはゲーム製作のセガとパチスロメーカーのSammyが2004年10月に経営統合した総合エンターテイメント企業。カジノ事業では、韓国のパラダイスグループと合弁会社を設立し既にカジノ施設を運営している。2016年には仁川国際空港に隣接する巨大カジノリゾートを開業する予定。この経験は日本でカジノ施設運営を担うためのノウハウを蓄積することを目的としており、カジノ関連株として注目度の高い銘柄です。

会社業績(2014年10月8日時点)
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業績上昇ポイント:仁川国際空港隣接カジノの開業。
業績懸念ポイント:カジノ法案の見送り。

 過去2年の株価(2014年10月8日時点)

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過去5年の株価

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テーマ株を知る! 〜カジノ関連銘柄 part3〜

このコラムではカジノ関連の個別銘柄について紹介していきます。このコラムを読んでこんな企業があるんだ!ということを知って頂ければ幸いです。そして、興味をもった企業は是非自分でも調べて応援したい企業があれば株を買ってみることをオススメします。株を持ったらカジノ関連のニュースを聞くのがますます面白くなってくると思います。 (会社名は会社HPへ、会社業績はIR情報へリンクしています。) 

社名     コナミ
証券コード  9766
業種     情報・通信・機械
決算月    3月 

テーマ詳細
コナミは1996年より、海外でカジノ事業を展開しています。米国、カナダ、オーストラリア、シンガボールで368ものライセンスを取得しています。(2014年7月現在)カジノ機器の製造だけでなく、カジノ運営のためのオペレーションシステムの販売も行っています。2015年7月には米国ラスベガスにスロットマシンの第2工場が完成予定です。

会社業績(2014年10月8日時点)
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業績上昇ポイント:カジノ施設運営受注。
業績懸念ポイント:カジノ法案の見送り。

 過去2年の株価(2014年10月7日時点)

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過去5年の株価

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テーマ株を知る! 〜カジノ関連銘柄 part2〜

このコラムではカジノ関連の個別銘柄について紹介していきます。このコラムを読んでこんな企業があるんだ!ということを知って頂ければ幸いです。そして、興味をもった企業は是非自分でも調べて応援したい企業があれば株を買ってみることをオススメします。株を持ったらカジノ関連のニュースを聞くのがますます面白くなってくると思います。 (会社名は会社HPへ、会社業績はIR情報へリンクしています。) 

社名     SANKYO
証券コード  6417
業種     機械(遊技機)
決算月    3月 

テーマ詳細
パチンコ・パチスロ業界の大手。近年はパチンコブームの衰退に、国の規制強化によるパチスロ市場からの若者離れが進んだこともあり、業績は大きく低迷していました。カジノ施設の運営に関して、SANKYOは当面カジノの施設運営は考えていないとコメントしています。しかし、傘下のフィールズがユニバーサルエンターテイメントと提携してカジノ運営に積極的になっています。同社の遊技機の技術が日本のカジノ機器開発などに生かされれば大きな恩恵があることは間違いありません。

会社業績(2014年10月8日時点)
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業績上昇ポイント:カジノ機器製作の受注。SANKYOからの正式なカジノ事業への参入意思表明。
業績懸念ポイント:カジノ法案の見送り。

 過去2年の株価(2014年10月8日時点)

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過去5年の株価

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テーマ株を知る! 〜カジノ関連銘柄 part1〜

株価の上昇には将来に対する成長期待が必要です。世界的に見てもカジノ産業は突出した急成長を続けており、日本でのカジノ実現が現実味を帯びてくれば来るほど、カジノ産業に関連する企業への成長期待が高まることから、株価は上昇していくことが予想されます。

PwCが2011年12月に発表した「Global Gaming Outlook The casino and online gaming market to 2015」に世界のカジノ業界の状況が詳しく調査されていましたので、こちらの資料から世界のカジノの状況を読み解いてみたいと思います。

2010年の全世界のカジノ市場の総売上は1175億7900万ドルですが、2012年には1466億8000万ドルになり、更に2015年には1827億7300万ドルになるものと予測しています。ちなみに、カジノの売上とは、カジノ業者の取り分であるハウスエッジ(house edge)の累計額のことです。日本のパチンコで言うならば、お客さんの支払額から換金額を引いた粗利益に相当する金額だと考えて下さい。

以下の表は地域別の売上実績(オレンジ)と2015年までの売上予測(灰色)の表です。世界で最も売上が高い地域はアメリカ、次にアジアが続きます。アメリカではラスベガス、アジアにはマカオといったカジノが盛んな国があることからもわかるかと思います。成長が著しいアジアは年平均で18.3%もの成長を続け、2014年からは世界一の売上をあげる地域になることが予想されています。

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(出所:PwC)

このように、カジノは今後も成長が続く大きな産業であるといえます。また、米国カジノ最大手ラスベガス・サンズのCEOも「日本に100億ドル」を投資するとコメントしているほどです。

カジノという言葉を聞くと、やはりギャンブルというイメージを持たれる方が多いと思います。しかし、世界的に見ればカジノはエンターテイメント施設やホテルなどを運営する商業施設群を意味することになるのです。そのため、旅行業やホテル業、エンターテイメント機械を扱う会社や、警備会社など幅広い会社が恩恵を受ける事になるのです。

それではpart 2からはカジノに関する個別銘柄に関してご紹介させて頂きたいと思います。

楽しく株を学ぶ 〜Lesson 7.0〜 株式市場とは?

「楽しく株を学ぶ」のコラムに目を通して頂きましてありがとうございます。

Lesson 6.0において、株式市場に上場している企業は株を一般人に買ってもらうために企業の情報を公開するとお伝えしました。そこで、Lesson 7.0では株式市場について知っておくべき重要なポイントを3つお伝えさせて頂きます。

①日本の株式市場
日本には以下の4つの証券取引所があり、そこで株式の売買取引が行われています。

(1) 東京証券取引所
(2) 名古屋証券取引所
(3) 福岡証券取引所
(4) 札幌証券取引所

よくニュースなどで、東証一部上場という言葉を聞いたことがあるかと思います。東証とは東京証券取引所の略で、その中でも市場一部での株の売買が始まったことを意味します。市場一部とは、野球の1軍、2軍のイメージだと思って下さい。1軍での株の売買は、業績など様々な厳しい審査を受けた企業しか取引ができません。それだけに企業のステータスともなっていますし、倒産等のリスクの低い会社が上場しています。

②東京証券取引所について
日本の中で最も知名度が高い、東京証券取引所について詳細を説明します。先ほど、一部、二部と説明しましたが、東京証券取引所にはその他にもマザーズやJASDAQ、Tokyo Pro Marketなど市場があります。それぞれの市場を簡単に説明しましょう。

市場一部・二部
国内外を代表する大企業・中堅企業が上場する日本の中心的な株式市場です。特に、市場第一部は株式売買の多くを海外投資家が占める国際的な市場として、市場の規模や流動性においても世界のトップクラスとなっています。

マザーズ
近い将来の市場第一部へのステップアップを視野に入れた成長企業向けの市場です。そのため企業には「高い成長可能性」が求められています。

JASDAQ(ジャスダック)
1.信頼性、2.革新性、3.地域・国際性という3つのコンセプトを掲げる市場です。また以下の2つの区分があります。
①一定の事業規模と実績を有する成長企業を対象とした「スタンダード」、
②特色ある技術やビジネスモデルを有し、より将来の成長可能性に富んだ企業群を対象とした「グロース」

Tokyo Pro Market
2008年の金融商品取引法改正により導入された「プロ向け市場制度」に基づき設立された市場。 

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③世界の主要証券取引所について
時価総額ランキング(2013年5月時点の世界取引所連合の数字)

1位 ニューヨーク証券取引所 (アメリカ・ニューヨーク) 15兆8695億ドル
2位 ナスダック(NASDAQ) (アメリカ・ニューヨーク)  5兆2795億ドル
3位 東京証券取引所 (日本)             4兆2329億ドル
4位 ロンドン証券取引所 (イギリス・ロンドン)      3兆8284億ドル
5位 ユーロネクスト (フランス・パリ)          3兆0369億ドル
6位 香港証券取引所 (中国・香港)            2兆8734億ドル
7位 上海証券取引所 (中国・上海)            2兆6459億ドル

東京証券取引所は世界で3位の時価総額の企業の株を取り扱っていることになります。