Y氏のトレード日記(20160711)

トレード1日目を終えてライン引きの甘さ、実際のトレードになると値動き一つ一つに翻弄される自分に気が付きました。

まずは土日でライン引きをしっかり行ってどの価格帯がサポートやレジスタンスラインとなるのかをきっちりと分かった上でトレードを始めることを意識。

本日のトレードプラン 20160711
トピック:NYダウ 20160708続伸、選挙自民党大勝で日経平均上昇見込み
取引対象:Nikkei225mini 16-09
ロットサイズ:1枚
ライン(写真は10時のデータ)
SHライン:7月6日の高値 15400円
フィボナッチライン:7月4日の高値15780円から7月8日の安値15070円で引いた15509円、15425円、15341円
ピボットライン: 7月8日(前日)のデータを元に15447円、15538円、15712円 

20160711 line

始値の気配を見ていると、かなり上げてスタートの様子。今日は買いの方向でトレードをしようと思っていたけど、、最初から上げてしまったらどうするんだ?こんな単純な疑問が浮かぶ僕ですが、15447円から15410から15509〜15538円まではスタートからもあげてくると予想。

始まると同時にすぐ価格が上がり15510円に到達。この勢いなら15538円ぐらいまでは上がるだろうと予想し、買いで突入。以前の僕だったら、こんな高くなったんだからそろそろ反発するだろうという安易な考え方が出てくるところでしたが、ラインがしっかり頭に入っているのでとりあえずはそこまで素直に買おうと思えました。歩み値の勢いのある15510円でエントリーしてしっかり値上がり!

ここからラインを超える上がりがあれば勢いよく上がると予想しましたが、なかなかブレイクアウトせず。こういう値上がりの波に乗れたらいいのになぁと思いながら本日は一旦休憩。

実際開始1時間後15545円ラインを推移、今日の狙いのラインは悪くなかったのかなと少し満足した結果でした。

注文後もロスカット水準を切り上げていく注文にも少しずつ慣れたので、最後はエントリーした値段で逃げることもできました。

20160711 result

自己採点は75点!

Y氏のトレード日記(20160708)

本日からトレードを学び始めたYです!こちらのサイトで日記を書かせて頂くことになりました。

右も左も分からない僕ですが、トレードの成績を報告させて頂きます。

チャートにラインを引きながら、エントリーシグナルの形や歩み値をみながらトレードするスタンスでトレードを開始しました。

本日の成績は

銘柄:日経225mini 
トレード回数:4トレード
成績:2勝2敗
損益:+500円

しっかりラインを引いてシグナルを待って、、、と思ったら全然トレードできないので、まずは前日の高値、安値にぶつかった時の逆張りでエントリーして、ロスカットなどに慣れるためのトレード。

20160708 chart

20160708 trade

今日感じたことは、ラインはまずは単純に並行に引くことを覚えていくこと!確かに並行に引くライン上では歩み値がのスピードが早くなったりと、何かしら反応している様子。それに較べてよく本などで見る斜めのラインは、、、あまり意味がない気がする。まずは単純に並行のラインで暫く勉強してみようと思います!

BNF氏が読んだ唯一の投資本「世紀の相場師 ジェシー・リバモア」①

個人投資家には稼いでいる人が沢山います。

その中でも伝説的なトレーダーとして知られる存在と言えばBNF氏。資産をたった5年で100万円台から100億円にまで増やしたことで株をやっている人には有名な話です。

BNF氏が株を始めた頃はオンライン証券も今のように整ってはいませんでした。株取引の参考になる本もほとんどなかった状況です。そのため、毎日ストイックに株の画面を見ることで独自の理論を構築していったとされています。その手法はBNF氏本人の書き込みなどから多くの方がまとめ記事などを挙げています。しかし、その時の相場に合わせて変えていくことが出来たことこそBNF氏がスーパートレーダーと言われる理由ではないでしょうか。

そんなBNF氏が唯一読んだ投資の本として「正規の相場師 ジェシー・リバモア」があります。BNF氏が書籍の名前を挙げたことで一時期入手が困難になり、増刷までされた有名な本です。「その時の相場に合わせて手法を変えていく」この重要性が書かれているのがまさに本書だと思います。

本書では世界的に有名なトレーダーであるジェシー・リバモアの人生がまとまっています。最後には頭に銃を突き付けて自殺する壮絶な運命をたどる彼の人生ですが、その物語の中に彼の投資の手法、考え方が散りばめられています。

Jesse Livermore

 

私自身この本を読んで、株に対する考えが大きく変わったポイントがいくつもありました。

「人の心はいつの世も変わらず、変わるのは人々の顔ぶれであり、財布の中身であり、カモにされる連中であり、株価を操ろうとする連中であり、戦争であり、天災であり、技術であるということだ。しかしそうした要素がいかに変化しようと、株式市場は変わらない。なぜか。人の心が変わらず、人の心こそが市場を動かすとすれば、市場もまたいつの世も変わらないのだ。市場の動きに理屈はない。経済学で動くわけでもないし、理論に従って動くものでもない。市場を動かすのは人間の感情にほかならず、なぜかといえば人々はなし得るほとんどすべてのことを市場に持ち込むからだ。」

これは私が何度も読み返した文章です。

市場の動きに理屈はない。

株を分析する仕事をしていた私にとっては本当に頭をかち割られるほどの内容でした。大局で株を見ることの重要性に改めて気付かされた文章でした。

その他にも彼の考え方で非常に参考になった部分をいくつか紹介したいと思います。

 

楽しく株を学ぶ 〜Lesson 6.2〜 投資家情報にはどんな情報があるのか?

「楽しく株を学ぶ」のコラムに目を通して頂きましてありがとうございます。

Lesson 6.2では「投資家情報ではどんな情報があるのか?」について執筆させて頂きたいと思います。

以前のコラムではトヨタを例に出していたので、引き続きトヨタの投資家情報を例に内容を見ていきましょう。

①「投資家情報トップ」
IR情報のトップページで、投資家が最も注目するであろう決算情報ページ、IR情報の更新情報などへのリンクがあります。また、最近の株価情報を載せているHPも多くあります。株価情報をクリックすると、多くはYahooやロイターなどの外部の株価情報にリンクしています。

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②「個人投資家の皆様へ」
投資家の中でも、個人の投資家が見やすいようにまとめられたわかりやすい情報にリンクしています。例えば、業績ハイライトでは売上や営業利益の推移などが一目でわかるグラフなどがでてきます。また、会社概要なども初心者の方がみてもわかりやすいようにまとめられています。また、トヨタでは株主様向けの工場見学などもこのページから受け付けているようです。 

③「トップメッセージ」
文字通り、企業のトップである社長から投資家の方々に対するメッセージが記載されています。以前のコラムで企業の成長を読み解く鍵は人材にあるとお伝えしましたが、投資家が見ることができる企業の人材はやはり社長です。社長のメッセージを読み解くことで、今後の会社の成長度合いや戦略などを読み解くこともできます。

④「決算報告」
トヨタでは直近の決算で発表した、決算の概要、資料、プレゼンテーションなどの資料を発表しています。詳細な資料であり、プロの投資家が必ず目を通す資料になります。株になれたきた方々はこちらに目を通してみましょう。

⑤「電子公告」
従来、会社が官報や日刊新聞紙に掲載する方法により行っていた合併や資本減少等の公告を、ホームページに掲載すること・・・と説明がありますが、基本的にあまり意識しなくていいです。

⑥ 「財務データ」
わかりやすい業績のハイライトや、財務指標(ROAやROEなど)にアクセスすることができます。 

⑦「株式・格付け情報」
現在の株主構成や、配当の情報、株主総会の日時などの情報が記載されています。

⑧「プレゼンテーション」
決算で発表したプレゼン資料を読むことができます。非常に重要な資料です。

⑨「IRカレンダー」
決算の発表日の詳細が記載されています。

⑩「IRライブラリ」
決算報告や、アニュアルレポートなど今までの資料がまとまっています。プロが過去の情報を会社から取得したい場合にはこちらを見て、必要な情報を取得しています。

次のコラムではこの中でどの情報を見るべきなのかについて記載させて頂きます。

経済指標カレンダー(米)(2014年10月22日(水)〜24日(金))

2014年10月22日(水)〜24日(金)に発表予定の米国の経済重要指標は以下の通り。

日付
発表時間
指標
重要度
10/2221:30米・CPI(消費者物価指数)★★★★☆
10/2321:30米・新規失業保険申請件数★★★★☆
10/2323:00米・景気先行指数★★★☆☆
10/2423:00米・新築住宅販売件数★★★★☆

米・新築住宅販売件数を読み解く3つのポイント!

新築住宅販売件数は契約段階の新築住宅の売買件数を表す指標で、景気の活況を知る上で重要な指標として注目されています。この指標を3つのポイントで読み解いてみたいと思います!

英語名称:New Residential Sales
出所:センサス局(United States Census Bureau)
サイト:http://www.census.gov/construction/nrs/pdf/newressales.pdf
発表日時:月下旬 10:00 E.T.(前月分が発表されます)
(日本時間 夏時間(4-10月)23:00、冬時間(11-3月)24:00)
注目度:★★★★☆

 ①新築住宅販売件数とは?
新築住宅販売件数は契約段階の新築住宅の売買件数を表す指標です。販売向けの一世帯住宅が指標の対象となっており、多世帯住宅などは除外されています。販売件数の詳細として、地域別、建築段階別、販売価格別のデータも同時に発表されています。

②どこで確認できる?
米国のセンサス局が出すデータですので、英語のHPを見る必要があります。それでは分かりづらいという方はYahoo Financeなどでチェックされるのがよいでしょう。コチラから二つの指標が記載されているページにリンクしています。 

しかし、少しでも早く自分の目で確認したいという方はコチラをご確認下さい。以下のようなセンサス局の最新のニュースリリースにリンクしています。この中の赤で囲んだ最初の一文にある数値、ここでは504,000というのが8月に売買契約が成立した住宅の戸数を表しています。

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③統計を読み解いて投資に生かす!
基本的に住宅販売件数が前月よりも増加していると、住宅市場が活況になっていることを示しておりドルが買われる傾向にあります(円安)。また、景気全体の先行指標としても注目度の高い指標となります。株をみても、数値が好調に推移していく場合には、米国の建設株や不動産株が買われやすい状態であることが多いです。

新築住宅は建設許可がとれた時点で、販売可能在庫として計上されます。新築住宅在庫を販売月数で割った数字も非常に重要で、この数字が6-7ヶ月を超えはじめると住宅在庫が多いと見られて、景気の先行きを不安視する投資家も多いようです。(自分では読み解くのが難しいという方はご一報下さい。計算して指標を発表致します。)

米・住宅着工件数を読み解く3つのポイント!

住宅着工件数とは、1ヶ月の間に着工された新築住宅の戸数のことを指します。住宅市場の景気動向を測る数値ですが、日本でも景気が上向きの時に家を建てる人が多いことからも分かる通り、経済動向そのものを予測・確認するためにも用いられる数値となります。この住宅着工件数について3つのポイントから読み解いてみたいと思います。

英語名称:Housing Starts
出所:センサス局(United States Census Bureau)
サイト:http://www.census.gov/construction/nrc/pdf/newresconst.pdf
発表日時:2-3週目 8:30 E.T.(前月分が発表されます)
(日本時間 夏時間(4-10月)21:30、冬時間(11-3月)22:30)
注目度:★★★★☆

 ①住宅着工件数とは?
住宅着工件数とは、1ヶ月の間に着工された新築住宅の戸数です。センサス局では、種類別(一世帯、多世帯)、地域別(北東部、西部、中西部、南部)の詳細を公表しています。住宅着工件数は約9000カ所の建設事務所に対して、着工日や完工日などの聞き込み調査を基に作成されます。なお、着工日から完工日までの基本的な期間は一世帯住宅が6-7ヶ月、多世帯住宅が10-12ヶ月程度ということは基礎知識として覚えておきましょう。

②どこで確認できる?
米国のセンサス局が出すデータですので、英語のHPを見る必要があります。それでは分かりづらいという方はみんなの外為などでチェックされるのがよいでしょう。コチラから二つの指標が記載されているページにリンクしています。 

しかし、少しでも早く自分の目で確認したいという方はコチラをご確認下さい。以下のようなセンサス局の最新のニュースリリースにリンクしています。この中でHOUSING STARTSという項目が住宅着工件数を表します。この中の最初の一文にある数値、ここでは956,000というのが8月に着工を開始した住宅の戸数を表しています。

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③統計を読み解いて投資に生かす!
基本的に住宅着工件数が前月よりも増加していると、住宅市場が活況になっていることを示しておりドルが買われる傾向にあります(円安)。この数字の先行指標としてBUILING PERMITSの数字に注目している投資家も多くいます。この数字は住宅建設許可数といい、当月,来月の住宅着工の数字を予測する上で重要な数字となります。

株をみても、数値が好調に推移していく場合には、米国の建設株や不動産株が買われやすい状態であることが多いです。

米・輸入物価を読み解く3つのポイント!

輸入物価は米国居住者が外国から財やサービスを購入する際に支払う価格を調査した指数のことです。この指標を3つのポイントから読み解いてみたいと思います!

英語名称:Import Prices
出所:労働統計局(Bureau of Labor Statistics : BLS)
サイト:http://www.bls.gov/news.release/ximpim.toc.htm
発表日時:毎月中旬 8:30 E.T. (前月の数値が発表される)
(日本時間では 夏時間(4-10月)21:30、冬時間(11-3月)22:30)
注目度:★★☆

①輸入物価とは?
輸入物価は米国居住者が外国から財やサービスを購入する際に支払う価格を調査した物価指数のことです。海外からのインフレ圧力を調べる上で参考になる指標となります。インフレ圧力とはインフレに推移するような働きかけている要因のことで、食料品などの価格上昇やドル安などが挙げられます。

輸入物価指数は生産者物価指数(Producer price index)の動向を把握するために用いられるなど、インフレ局面において特に重要視される指標です。

②どこで確認できる?
米国の労働統計局が出すデータですので、英語のHPを見る必要があります。それでは分かりづらいという方はYahoo Financeなどでチェックされるのがよいでしょう。コチラから二つの指標が記載されているページにリンクしています。 

しかし、少しでも早く自分の目で確認したいという方はコチラをご確認下さい。以下のような労働統計局の最新のデータにリンクしています。赤の四角で囲った「U.S. Import and Export Price Indexes」をクリックしましょう。

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リンクをクリックすると、最新のニュースが記載されています。この画面を下にスクロールすると下のようなテーブルが現れます。この中の四角で囲ったあたりに最新の輸入物価が示されています。ここでいうと2014 August のAll importsにあたる-0.9というのが2014年8月の輸入物価の前月比(%)を表しています。

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③統計を読み解いて投資に生かす!
基本的に輸入物価指数が上がることは、景気が回復していると判断されドルが買われやすくなります(円安)。しかし投資家が重要視しているポイントとしては「Nonfuel imports」にあたる部分で、これは石油を除いた輸入物価となります。この値が上昇しているときが更にドルが買われやすくなる状況にあると言えますので、注目しておきましょう。

大門実紀史氏のカジノ反対のインタビュー動画

気になるニュースをわかりやすく説明している「THE PAGE」がカジノ反対派の大門実紀史氏にインタビューしている動画がありましたので、アップさせて頂きます。

内容を要約すると以下の通り。
今後のカジノ法案の行く末は、世論をどう見方につけるかが重要なキーポイントとなりそうですね。

ーーーカジノ法案についてーーー 

まずそもそも、刑法で賭博は禁じられている。それは賭博が犯罪の温床や暴力団が絡むから。そういう重みのある法律で禁じられた賭博をなぜ解禁しなくてはいけないのか?
カジノ解禁が言われている理由は、デフレ不況で厳しくなった経済を活性化させるために、カジノ施設を作って公共投資を増やしたい、また、外国人からお金を取るためであり経済政策としてはまともなやり方ではない。
カジノを解禁してほしい企業から支援を受けている議員が中心になって動いてる現状を知る必要がある。
例えばパチンコ業界。パチンコ業界は三点方式をとっており、かろうじて法律を免れている状態(パチンコはあくまでも景品と交換しているだけ。パチンコ業者とは違う業者がその景品と現金を交換しているという主張)。一部報道ではパチンコ業界がカジノの解禁を反対していると言っているがこれは誤り。パチンコ業界はカジノが広がることで、三点方式から直接の換金も可能になるだろうと考えており、カジノの解禁を求めている実状がある。
青少年などの健全な育成を推進する街からは反対の声もあがるだろうが、特区にカジノを作るという発想でこれらの世論を交わしている。今後の世論の動向が重要。

安倍首相、カジノ議連最高顧問辞任へ(カジノ関連株への影響は?)

安倍首相が2014年10月8日午後の参議院予算委員会で、カジノ議員連盟(国際観光産業振興議員連盟)の最高顧問を辞任する考えを表明しました。

背景としては、共産党の大門実紀史氏が安倍首相に「首相は多重債務問題や依存症対策、青少年の健全育成などの総責任者だと思う。議連最高顧問を務めるのは相反するのでは?」と質問したことに対して、首相は「ご指摘はごもっともかもしれない」として「最高顧問は辞めさせていただきたい」と述べています。

カジノ関連のニュースはカジノ関連株に大きく影響を与えます。このニュースは安倍首相がイニシアチブをもって今後カジノ解禁を進めていけなくなるのでは?という懸念から短期的にカジノ関連株にはマイナスの影響を与える可能性があると考えられます。

しかし、大門氏の今回の指摘はあくまでもポジションとして不適切だということまでしか切り込めていません。安倍首相のカジノ解禁への思いは強く、特区などを設けてそこにカジノを誘致することで青少年の健全育成を守り、依存症等への対策にも理由をつけてカジノ解禁し、経済を活性化させることを必ずやり遂げる意思を表明すると思います。

個人的には、一時的に株価が下がった銘柄は株を買うチャンスになるのではと考えています。カジノ関連株に関してはコチラからご一読頂ければ幸いです。 

 

ちなみに・・。
大門氏はカジノ反対派の筆頭です。以前インタビューでカジノ反対について述べていたので興味がある人はコチラをどうぞ。