月別アーカイブ: 2014年9月

売れそう・売れてる製品を読み解く! 〜パズドラ〜

売れそう・売れてる製品を読み解く!のコラムでは、この製品いいなと思ったものや、売れ行きが好調な製品・サービスを紹介して、投資へのポイントをお伝えさせて頂きます。

まずはもう国民的ゲームとなったパズドラを紹介しましょう。今更???と思われる方も多いでしょう。しかし株価がどれだけ上昇したのか、知らない人もいらっしゃるかもしれませんので、一番に取り上げさせて頂きます。

①パズドラの現状を読み解く!
実際にパズドラをプレイしている人はもうお分かりでしょうが、2014年8月15日で国内累計ダウンロード数が3000万回を突破しました!この勢いと持続力は驚異的でしょう。かくいう私も昔プレイしていました。あまりにもはまってしまい、これはまずいと思い、アプリを消した思い出があります。以下が国内ダウンロードの推移です。このグラフを見る限りまだまだ勢いは続いているように思います。

こういった情報は会社がしっかりと情報提供していますので、一度確認してみるといいでしょう。
ガンホーオンラインエンターテイメント(株)の企業情報はコチラをご確認下さい。

2012/02/20 パズドラリリース(iOS版)
2012/09/18 Android版リリース
2012/10/11 200万DL
2012/11/22 400万DL
2012/12/12 500万DL
2012/12/31 600万DL
2013/01/11 Kindle Fire版リリース
2013/01/18 700万DL
2013/01/30 800万DL
2013/02/18 900万DL
2013/03/09 1000万DL
2013/03/25 1100万DL
2013/04/09 1200万DL
2013/04/28 1300万DL
2013/05/30 1400万DL
2013/06/17 1500万DL
2013/07/02 1600万DL
2013/07/22 1700万DL
2013/08/16 1800万DL
2013/09/14 1900万DL
2013/10/14 2000万DL
2013/11/15 2100万DL
2013/12/15 2200万DL
2014/01/04 2300万DL
2014/01/31 2400万DL
2014/03/01 2500万DL
2014/03/23 2600万DL
2014/04/20 2700万DL
2014/05/27 2800万DL
2014/07/08 2900万DL
2014/08/15 3000万DL

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Pazudora

②株価を読み解く!

2013年最も上昇した株がこのガンホーオンラインエンターテイメントの株です。もし一番安値で買って、高値で売れた人がいたとしましょう。その価値は約200倍になっています。つまり100万円分株を買った人は2億円になる可能性もあったということです。

下に、DL数と株価の関係をグラフにしてみました。赤い折れ線グラフが株価になります。現状は最高値から半分程度の株価に落ち着いています。このグラフから見てとれるポイントはDL数の上昇率が増えた時、つまり青いグラフの傾きが上がった時(2012年10月頃)から株価は上昇をし始めたわけです。あまりにも人気になったため、ここまで株価が上昇しましたが、これは他の製品にも言えます。大ヒット商品になる製品を先回りして知っておき、本当に売れてると分かった時点で株を買ってみる。これだけでも株価上昇の波にのれるかもしれません。

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楽しく株を学ぶ 〜Lesson 5.0〜 成長企業の見つけ方

「楽しく株を学ぶ」のコラムに目を通して頂きましてありがとうございます。

Lesson 5.0 では「成長企業の見つけ方」について執筆させて頂きたいと思います。

今までのコラムの中では応援したい企業を見つけて、株を買ってみようとお伝えしてきました。せっかくならば、株価が上がるかもしれない成長企業を探してみたいですよね。私は大企業の企業分析から、中小企業のコンサルティングに携わり、色々なステージの会社を拝見させて頂きました。会社の規模によって成長に必要な要素は変わってきます。しかし、どんな企業も以下の3つがうまくかみ合っている企業は成長していくという共通の要素がありましたので、ご紹介させて頂きます。

成長企業が持っている要素は以下の3つです。
①マーケティング
②計画・分析
③人材(特に中小企業は社長次第で方向性が大きく変わります)
 
①マーケティングとは「企業と顧客との間のコミュニケーション活動」と考えて下さい。今何が売れているかを調べる市場調査や、広告戦略などマーケティングには幅広い意味がありますがそのどれもが企業と顧客との間で価値を生み出すためのコミュニケーション活動になります。皆さんが知っている!というのもお客に知ってもらうためのPRは広告をしているからに他なりません。中でも皆さんが、これは売れるだろうな?とかこの宣伝すごい!なんて思った企業は大概他の皆もそう思っているものなのです。だからこそ、まずは知っている企業から株を選んでみましょうとお伝えさせて頂いています。

マーケティングが出来ている会社は成長に加速性があります。

②計画・分析はどの企業にとっても必須です。やみくもに事業を進めていても企業は絶対に成長しません。事業を分析し、計画をたててそれに向かい進んで行くからこそ結果がでます。この計画・分析が出来ている企業の特徴は、お客様にきちんとそれを情報として提供していることが特徴です。企業は株を買ってもらいたいと伝えています。そのためにはこんなに今から凄い事業をするから株を買って下さいと、投資家に説明しなければ買ってもらえないわけです。企業のHPを見てこんなことしているんだと分かる企業の株を選んでみるといいかもしれません。

計画・分析が出来ている会社は成長に確実性があります。

③企業の価値は人材にあり!とよく言われます。これはもう間違いありません。しかし、実際に事業をしている人がどんな人物なのか、我々は実際に会えないから確認することができませんよね。しかし、実はどんな人が事業をしているのか?実際にみる方法があるのです。それは、会社の決算動画をみる!ということです。企業の中には決算の動画を配信している企業があります。その中では社長、または財務の最高責任者などが業績や今後の方向性について説明します。この説明を見て、あっ分かりやすい説明だな。などと思う企業に投資をしてみるとよいのではないでしょうか。とくに時価総額が1000億にいかないような企業は社長の力次第で大きく業績が変わっていきます。

社長がすごい企業にはいい人材が揃うため、成長に推進力があります。

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次回のLesson 6.0では「企業の情報はどこで調べればよいのか」について説明します。

マック離れは本当か? 苦戦の真相を3つのポイントで読み解く!

皆様は最近マックで食事をされていますでしょうか?本日2014年9月22日の日経MJにおいて、「マック離れ深刻6割」というタイトルが1面をかざっていました。マックは本当に苦戦しているのか?3つのポイントから読み解いてみました。

①マックの現状を読み解く!
そもそも本当にマックは苦戦しているのか?データから読み解いてみましょう!以下に既存店売上高と客数に関してのグラフを記載します。以下の青い折れ線グラフを見て頂けると分かる通り、2013年1月以降に前年の同じ月を上回ったのは3回しかありませんでした。この大きな原因は赤い折れ線にある通り、客数が大きく減少していることが最大の要因のようです。現状も確かめるために、このニュースを見た後ですぐにマクドナルドに足を運んでみました。マックに来るのは久しぶりでしたが、確かに1年前は満席だった時間に、お客さんが8割程度しか埋まっていませんでした。(マックの店員に見られながら、このニュースを書いているのは少しシュールでしたが。)

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Mac tokyo

(実際にとあるマックに足を運んでみましたが、1年前は満席だった時間にお客さんはほとんどおらず・・)

②原因は何かを読み解く!
急激な客足の落ち込みは何故起こったのか?MJによれば客離れの理由は上位6つは以下の理由だそうです。

(1)食材の安全性に不安がある。
(2)価格が高い。
(3)食べたい商品がない。
(4)おいしくない。
(5)店内の居心地がよくない。
(6)混んでいる。

(1)に関しては、皆様もご存知の方も多いでしょう。2014年7月に中国の食肉加工会社が使用期限切れ鶏肉を食材に使っていたことが発覚し、そこからチキンマックナゲットを仕入れていたことが大きな理由に上がっています。しかしこれは正直避けようがないことで仕方ないことだと思っています。

むしろ、7月以前も客足がずっと遠退いていた事に注目しなくてはいけません。私は、客足が遠退いた理由(2)が一番の大きな要因だと思っています。ファストフードの中でもそんなに高くないはずのマクドナルドがなぜ「価格が高い」と思われるのか?それは、マックがこれまで行ってきた大胆な値下げキャンペーンがお客の頭の中に残り、久しぶりに来てそのキャンペーンがないことを知ったお客はやはり高いと感じてしまうのでしょう。私自身はほとんどマックに来ません。頭の中では100円を切るハンバーガーなかったけ?と思ったぐらいです。

安売りの一番の怖さ。それは一度下げた価格は消費者の頭に残るので、価格を上げづらいということです。

マクドナルドは2013年8月27日に社長が原田氏からサラ・カサノバ氏に変わりました。カサノバ氏は値下げキャンペーンを減らす方針をとっています。しかし、この1年の業績を見てかなり厳しい評価をうけているようです。私自身はこの方針は正しいと思っています。しかし、安売りをキャンペーンでお客を集めていた原田氏の戦略にお客が慣れすぎていて、うまく方向転換がとれていないように思います。事実、客単価は上がっているのですが、客数の減少をカバーできていません。

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③株価を読み解く!

では、マクドナルドの株価を見てみましょう。以下は過去5年の株価の推移です。リーマンショック後は右肩上がりに株価が上昇していました。2013年の前半は景気の回復に伴い大きく株価が上がっていますが、社長が交代したころから横ばいが続いています。新しい方針が本当にうまくいくのかどうか皆足踏みをして見ているというのが現状だと分析できます。

私個人の意見としては、客単価アップの方向性は間違っていません。この価格に消費者がなれ、客足が戻ってきたと感じた時にまた株価は上昇に転じていくのではないかと思います。マックに毎日通う人もいるかと思います。実際に客足が増えてきたなという実感は得てして数字に表れてくるものです。その時に株を買ってみるのもよいかもしれませんね。

Yahoo stock

株主優待について知ろう! 〜2014年9月の優待株 10万円以下で買える株〜

株主優待について知ろうのコラムをご覧になって、少しでも株主優待の株を買ってみたいなと思った人もいらっしゃると思います。

実は3月と9月は企業の決算月になっていることが多く、豊富な株主優待銘柄があります。2014年9月30日に決算日を迎える株は9月25日に株をもっていれば株主として登録されます(9月25日が権利付最終日ということですね)。

以下、9月25日に持っていれば優待を貰える株の中で、10万円以下で買える株をピックアップしてみましたのでご確認下さい。
(なお、日々株価は変わるので10万円で買えないじゃないか!という株がありましてもご容赦下さい。また、この株が抜けてるよ!などと気付かれた方はご連絡頂けると嬉しいです。今後、株主優待情報に関しても少しずつまとめていきたいと思います。)

証券コード 会社名 優待内容 価格(2014年9月21日時点)の順に記載致します。  
(なお、証券コードをクリックすると、Yahoo ファイナンスの株主優待ページにリンクします。直近の株価も見れて便利です。) 

1780 ヤマウラ 2000円相当の地場食品から選択 42,300円
1783 A.Cホールディングス 自社ゴルフorホテルの割引券 6,600円
2179 成学社 1000円分のQUOカード 90,900円
2307 クロスキャット 500円分のQUOカード 45,300円
2340 極楽湯 無料入浴券×4枚(連続2回株主じゃないとダメです)54,500円
2345 システム・テクノロジー・アイ 自社ソフト割引優待券 82,700円
2378 ルネサンス 施設優待券×2枚 97,100円
2453 ジャパンベストレスキューシステム キッザニア招待券 30,000円
2464 ビジネス・ブレークスルー 自社教育プログラム割引券 29,900円
2538 ジャパン・フード&リカー・アライアンス 自社グループ商品 49,900円
2681 ゲオホールディングス 優待割引券 98,700円
2764 ひらまつ 飲食代割引券 63,900円
2924 イフジ産業 たまごギフト券300円分 51,300円
3032 ゴルフ・ドゥ 優待割引券 32,000円
3058 山洋堂ホールディングス 自社割引券 94,700円
3066 JBイレブン 食事優待券1000円分 85,900円
3153 八洲電機 東北をテーマとした商品1000円分 60,500円
3167 TOKAIホールディングス QUOカード500円or自社割引券 48,300円
3371 ソフトクリエイトホールディングス QUOカード 97,400円
3392 デリカフーズ 1500円相当の野菜 96,400円
3569 セーレン 自社商品割引券 92,700円  
3598 山喜 自社グループお買い物券2000円 28,100円
3710 ジョルダン 乗換案内サービス半年無料 75,800円
3712 情報企画 図書カード500円分 95,200円
4319 TAC 受講割引券10%分 26,500円
4346 ネクシィーズ DNA体質チェック50%割引券 68,500円
4679 田谷 自社割引券 83,000円
4680 ラウンドワン 割引券、ボウリング教室優待券 68,500円
5121 藤倉ゴム工業 キャラバン用品割引券 86,600円
6628 オンキヨー e-onkyo musicクーポン券 16,700円
6848 東亜ディーケーケー QUOカード500円 59,500円
7291 日本プラスト QUOカード500円 82,700円
7412 アトム 食事割引券2000円分 62,000円
7419 ノジマ 10%割引券(限度1000円×10枚) 66,100円
7494 コナカ 20%割引券×3枚 69,000円
7502 プラザクリエイト 2000円分デジカメプリント券 43,700円
7524 マルシェ 優待券3000円分 88,800円
7638 シーマ ジュエリー20%割引 1,600円
7819 SHO-BI 自社企画商品3000円相当 42,800円
7875 竹田印刷 自社カレンダー 49,300円
7885 タカノ オリジナル品1000円相当 64,700円
7889 桑山 自社製品割引券 65,200円
7918 ヴィア・ホールディングス 自社優待券2500円相当 85,300円
8005 スクロール 自社商品割引500円分 28,400円
8018 三共生興 DAKS手帳 41,200円
8103 明和産業 割引優待券 47,000円
8118 キング  セール招待状 44,000円
8207 テンアライド 飲食割引券1000円分 37,100円
8228 マルイチ産商 自社製品1500円相当 99,900円
8230 はせがわ 九州の特産品1500円相当 62,000円
8252 丸井グループ 株主優待カード 91,300円
8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ グッズor寄付orクーポン券 62,930円
8848 レオパレス21 レオパレスホテル無料宿泊券 59,600円
9368 キムラユニティー お米券 2kg分 98,700円
9405 朝日放送 QUOカード500円 64,700円
9479 インプレスホールディングス 自社出版物 12,900円
9644 タナベ経営 手帳3000円相当 83,100円
9854 愛眼 メガネ30%割引券 27,700円
9890 マキヤ 割引券1200円分 50,500円
9898 サハダイヤモンド 商品割引券 1,700円
9899 ジョリーパスタ 1000円分商品 99,600円
9904 ベリテ 自社割引カード 99,000円

株主優待について知ろう! 〜権利付最終日と割当基準日について〜

前回の 〜株主優待を受けるには〜 のコラムの中で権利付最終日と、割当基準日(権利確定日)という言葉が出てきました。少し分かりづらかったかと思いますので、詳しく説明させて頂きます。

株主優待を手に入れるためには、割当基準日に株主として登録してされていないといけません。ここで登録されていると権利が確定することから権利確定日とも言われます。基本的には決算日と同じと考えていいでしょう。

そして、登録されるために株を持っていなくてはならない日、これが権利付最終日で割当基準日の3営業日前になります。営業日でカウントされることに気をつけて下さい。土日祝日はカウントしません。

2014年9月30日(月)が決算日の企業を例にとってみましょう。この企業から株主優待をもらうには、2014年9月30日に株主として企業に登録されている必要があります。企業はその3営業日前の権利付最終日である2014年9月25日(水)に株を持っている人を株主として登録することになります。以下のように考えて下さい。

2014年9月25日(水)・・・権利付最終日(3営業日前)
2014年9月26日(木)・・・権利落ち日(2営業日前)
2014年9月27日(金)・・・(1営業日前)
2014年9月28日(土)・・・カウントしない
2014年9月29日(日)・・・カウントしない
2014年9月30日(月)・・・割当基準日(権利確定日)

また、権利付最終日の翌営業日は「権利落ち日」と言います。この日に株を売ってしまっても、権利付最終日に株をもっていたことで株主として登録されます。

じゃあ、権利付き最終日に株を買って、権利落ち日に株を売れば株主優待をもらえばいいんじゃないの?と思われたかたも多くいると思います。もちろんこれでOKです。しかし、あなたと同じように考える人は世の中にたくさんいます。つまり権利付最終日に向かって株主優待を求めて株が買われるため株価は上がって行きますが、翌日の権利落ち日で売りたい人が多いため価格は下がるというわけです。

優待をとるか、株の価格が高い時に売るか、、難しい選択ですよね。
理論的には株主優待分だけ、株の価格が下がることになります。株主優待をもらったことがない人は、優待品が届く楽しさを味わうためにも株主優待をもらってみるとよいのではないでしょうか?

株主優待について知ろう! 〜株主優待を受けるには〜

これまで説明してきた通り、株主優待とは企業の株主に対するプレゼントです。株主優待を受けるためには、まず企業の株主になる(株を買う)必要があります。簡単にではありますが、そのステップをご紹介致します。ただし、株主になったからといって、すぐに株主優待がもらえるわけでありません。割当基準日(権利確定日)に株主として企業に登録されている必要があります。企業も株主の確認には時間がかかります。そのためには、割当基準日の3営業日前の権利付最終日に株を持っていることが条件となります。

このサイトをご覧の方には、株をやったことが無い人も多くいらっしゃると思います。まずは株主優待を受けるまでの以下の大きな6ステップを覚えて下さい。

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(1)まずは株を買うために、証券会社に口座を作ります。基本的に口座開設は無料です。また他の会社に口座を開設していても、別の会社で口座を作ることも可能ですので、まずはどこでもいいので口座を作りましょう。会社の違いは手数料の違いですが、まずはお試しと考えているのであればどこで口座を開いても構いません。証券会社と聞くと、野村證券や大和証券といった会社を思い浮かべるかたもいらっしゃると思いますが、こういった大手のネット口座は手数料が少し割高感があります。ですので手数料の安いネット証券大手を選べば間違いないでしょう。(SBI証券、楽天証券、GMOクリック証券、マネックス証券、松井証券といった大手から選べば問題ありません)

(2)口座が開設できても、最初その口座にはまだお金が入っていません。勉強と思ってなくなってもいいぐらいを入金しましょう。株主優待を受けられる株の中には5万円以下で購入できる株もありますので、お金がない人はそれぐらいを目安に考えるとよいかと思います。

(3)企業の優待品をチェックしましょう。応援したくて、なおかつ優待も魅力的な株を選べるといいと思います。優待品に関しては今後少しずつこのサイトの中で紹介して行きたいと思っています。

(4)欲しい株が決まったら、ネット口座から注文を出します。実は注文をだしても実は確実に株が買えるとは限りません。株には大きく2つの注文方法があります。(1)自分で買いたい価格を提示する指値注文、(2)値段を指定しない成り行き注文の二つです。指値注文は自分が500円で欲しいと思っていた株があったとしても、それ以上の価格で欲しい人たちばかりがいると、あなたの注文が受け付けられないということがあるのです。

(5)ですので、きっちりと株が買えたかどうか(約定するといいます)を確認しましょう。

(6)権利付最終日を待ちましょう。この日に持っていた人を企業は株主と認定します。

以上のステップを経ると、数ヶ月後に株主優待が届きますので、楽しみに待ちましょう!!

株主優待について知ろう! 〜株主優待の人気タイプは〜

株主優待の内容は最近ますます魅力的でバラエティに富んだものになっていることは 〜最近の株主優待事情〜 の中でお話させて頂きました。ではここ数年で特に人気になっているのは①長期優遇タイプ、②選べるタイプの2つの優待となります。

①長期優遇タイプとは、企業が定めるある一定期間を連続して保有することで、もらえる優待の金額や内容がグレードアップしていくタイプです。

身近なところを例に挙げると、ちけっとぴあを運営するぴあ株式会社があります。こちらの優待品は「チケットぴあギフトカード」「オリジナルシネマギフトカード」「オリジナル図書カード」の3品目です。この3品目を優待価格の範囲内で自由に選ぶことが出来るのですが、その価格が1年(連続して2半期)以上株を保有することにより、以下の図のように2倍の優待が受けられるようになるのです。

Pia yuutai

②選べるタイプとは、自分で好きなものを選べる商品カタログなどをもらえるタイプのことです。企業がよかれと思って選んだ優待品も株主にとってはいらないものになってしまっては困ります。そこで、株主に自分が欲しいものを選んでもらえるようなタイプが人気を呼んでいるのです。

例えば、広島ガス株式会社を例にとってみましょう。こちらの株を500株以上2000株未満保有している場合は1000円分の図書カードです。しかし2000株以上を保有すると、優待品カタログが送られてきて5000円相当の広島県の特産品を自分でチョイスすることができます。ちなみに、そのカタログの中身は以下のようなものです。(2014年9月20日時点)

Hiroshima Gas 1

Hiroshima Gas2

株主優待について知ろう! 〜最近の株主優待事情〜

皆様は株主優待という制度をご存知でしょうか?

楽しく株を学ぶシリーズでも記載させていただきましたが、株主優待とは、株式投資をしてくれた投資家の皆様に、感謝の気持ちを示すために企業が定期的に送るプレゼントのことです。配当と同様、株主への利益還元策の一つでもあります。株主優待が充実することで、個人投資家が長期的に株を保有してくれることも期待できるため、年々力を入れる企業が増えてきています。現在は上場企業約3500社のうち、3分の1にあたる約1100社が株主優待を導入しています。

株主優待生活を送る桐谷さんがテレビに度々取り上げられるようになり、その株主優待のために株を始めようという方も増えてきたようです。

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気になる優待で貰えるプレゼントですが、これは企業によって様々です。「QUOカード、図書カード、商品券」など金券に近いものもあれば、「自社商品の詰め合わせ」などバラエティに富んでいます。中には、株主にならないともらえないような「株主限定商品」を用意している企業もあり、非売品を受け取れることが株主の楽しみの一つとなっている場合もあります。非売品で有名なのはタカラトミー(証券コード 7867)です。オリジナルのトミカやリカちゃん人形などが貰えることからファンを株主として取り込んでいる上手な企業と言えるでしょう。

タカラトミー

 

また、企業としては株式を長く保有してもらいたいというのが本音です。そのため、長期保有してくれた場合に株主優待のグレードが上がっていくタイプもあります。また、環境保護団体への寄付など、社会貢献タイプの株主優待も人気となっているようです。

 

楽しく株を学ぶ 〜Lesson 4.0〜 株を買うとどんないいことがある?

「楽しく株を学ぶ」のコラムに目を通して頂きましてありがとうございます。

Lesson 4.0 では「株を買うとどんないいことがあるのか」について執筆させて頂きたいと思います。

これまで、株は企業の応援チケットだとお伝えしてきました。株を買うと何がいいか、それは・・

応援した企業が成長することです!!

・・・とお伝えしてしまうと、もう二度とこのサイトが読まれることはないでしょう。自分の大事なお金をだして応援したわけです。企業が成長した時には大きなリターンを貰って、お互い幸せになることが大事です。

では、株を買って得られる利益にはどんなものがあるのか?次の3つの利益があります。

(1) キャピタルゲイン
(2) インカムゲイン
(3) 株主優待

(1)キャピタルゲインとは株の値上がりで得られる利益のことです。
例えばAさんが100円で株を買ったとします。その企業が成長し、もっともっとこれからも業績が伸びて行くだろうと皆が思ったときにその株の価格は上がっていきます。この株価の上昇をみて、もっと株が上がりそうだと思ったBさんが120円でもいいから株を買いたいと言ったとしましょう。その声を聞いて100円で株を買ったAさんは120円ならば20円の利益がでるから売りますとなった時に売買が成立し、Aさんは20円のキャピタルゲインを得ることになります。 実際にはAさんとBさんが直接やりとりすることはありません。個人でそんな人を捜すのは大変ですからね。この株を売りたい人と買いたい人たちの仲立ちをしているのが証券会社なのです。
ちなみに、個人が株を買う理由の大半はこのキャピタルゲインを狙ってのものとなります。

(2)インカムゲインとは配当で得られる利益のことです。
配当とは、株を持っていることに対して支払われる対価のことです。銀行にお金を預けると利息が対価として得られることと同じと考えて下さい。基本的に株式投資は、株を売らないとお金が返ってきません。そうなると長期的な事業に対して投資をしてくれる人はいなくなります。投資を受けている期間は稼いだ利益の中から少しずつ利益を還元していく必要があるのです。しかし、銀行の利息と違い、会社の業績や政策によっては配当がゼロということもあり得ます。(この話を突き詰めていくとすごく難しい話になってしまいます。)

(3)株主優待とは、企業からの感謝の気持ちを表したお礼です。
株式投資をしてくれた投資家の皆様に、感謝の気持ちを示すために定期的に送るプレゼントだと思って下さい。配当と同様、株主への利益還元策の一つでもあります。株主優待が充実することで、個人投資家が長期的に株を保有してくれることも期待できるため、年々力を入れる企業が増えてきています。現在は上場企業約3500社のうち、3分の1にあたる約1100社が株主優待を導入しています。

最近では、株主優待で充実した暮らしを送る人などがテレビでとりあげられており、更に注目が集まっています。このサイトの中でも今後株主優待に関しても少しずつ執筆していけたらと考えておりますので、ご期待下さい。 

 

 

楽しく株を学ぶ 〜Lesson 3.1〜 企業業績と株価の連動を求める

「楽しく株を学ぶ」のコラムに目を通して頂きましてありがとうございます。

Lesson 3.0でご紹介した、株価の増減率と利益の増減率をどのように求めたかをご紹介致します。少し難しい話になりますが、ご興味のある方は目を通して頂けると幸いです。

まず株価の増減率ですが日本の企業を代表する銘柄から算出された日経平均を使用します。Yahoo ファイナンスから2001年4月(2001年度)から2014年3月(2013年度)までのデータのうち、終値を抜き出します。各年度の平均値を求めたものをその年度の株価と定義し、その増減率を計算しました。

次に経常利益の増減率を調べます。本当は日経平均と合わせるために、日経平均に含まれる銘柄の経常利益を合計し、その増減率を計算したいのですが、あいにくプロが使うようなデータを一括でとれるようなデータベースをもっておりません。そこで財務省が発表している法人企業統計から、ここに示される企業の経常利益の増減率のデータを使いました。

そちらをまとめたものが以下の表と折れ線グラフです。Lesson 3.0では形が似てますよね、ということで相関があるといいましたが、どれだけ似ているのか?というものを表す相関係数という値があります。1に近いほど強い相関があると言われるのですが、こ2001年度から2013年度までの相関係数を計算すると0.68となり、かなりの相関があるということが言えると思います。

プロはこのように、データと整合性のある株価の動きを探して投資家の方々に株の予想をお伝えするわけです。上記の方法は個別の銘柄でも行うことができます。自分が興味のある株が本当に業績がいい時に株価が上がる銘柄なのかを調べてみてもいいかもしれませんね。

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(参考までに)

相関係数について

-1  ~ -0.7    強い負の相関
-0.7 ~ -0.4    かなりの負の相関
-0.4 ~ -0.2    やや相関あり
-0.2 ~  0      ほとんど相関なし
0  ~  0.2       ほとんど相関なし
0.2  ~  0.4      やや相関あり
0.4  ~  0.7      かなりの正の相関
0.7  ~  1       強い正の相関